自己満己日記

大学でBMSを始めた人間の自己満ブログ

脱力について

言語化してそのコツを保存することに失敗したのか、それとも効果がなかったのか不明だが、今までに意識してきた脱力はあまり地力向上に生かされることがなかった。そのためずっと手の甲や前腕に力を入れて打鍵する方法でbmsをしてきたのだが、疲労がたまりやすく継続的に練習することが出来ずにいたので、再度脱力について考え直してみた。

色々調べていると、とあるブログで脱力を「正しい筋肉の使い方をし、腕に疲労がたまらないような打鍵」と言い換えているのを見つけた。つまり力が入っている部分(手や前腕)から力を抜こうとするのではなく、他の筋肉に力を入れることで自然と力みをなくし、疲れないような打鍵をするということである。これを意識して二の腕で鍵盤を押す感覚でプレイすると、手と前腕に余計な力が入らずリズムキープがとてもやりやすくなり挑戦段階のsl10に沢山イージーをつけることが出来た。ここで二の腕には上下だけではなく、前後左右の力も加えることが大事である。この意識をしたことで、乱打だけでなくガチ押しや高速にも良い効果が得られたのは少し驚きである。またもう一つ意識することとして、手には鍵盤のスイッチが反応するギリギリの力しか入れないということがある。二の腕の動きに連動して動いた指が自然にボタンを反応させるのであり、それぞれの指に独立して力が入ってボタンを反応させるということではないのである。腕で強く鍵盤を押し込む叩き方より、最小限の力で鍵盤を弾くような叩き方の方が指がすぐに動き、様々な配置への対応がしやすくなるのが良い。

これらをまとめて簡潔に言語化すれば、二の腕に上下だけではなく前後左右の動きを加えて打鍵することで、指が自然にボタンを押し込むようにする、という風になるだろう。

脱力が上手くいっているかというセルフチェックとして、前腕(特に手首周り)が熱っぽくなっているかどうかを確認するということが有効であることも分かった。明らかに手に余計な力を入れて打鍵していると、手首周りが発熱し、すぐに限界が来てしまう。そのため、アップの段階から注意して正しい打鍵を行うようにしたい。